【S.H.フィギュアーツ レスキュー(エンドゲーム)】
パッケージは通常のエンドゲーム版でホワイトの外箱となっています。
中身はこのような内容です。交換用の手首パーツ、頭部、ドローン、フラップが展開したパーツ、ドローンエフェクト、ドローン用ジョイントが付属します。ペッパー・ポッツの素顔ヘッドがデフォルトで装着されています。
全身。女性用のパワードスーツということで、体型は細身です。
バストアップ。ブルーを基調としたメタリック塗装が全身に施されています。ゴールドとのコントラストが綺麗なカラーリングです。塗装は概ね綺麗に仕上げられています。アークリアクターは水色です。
ボディ各所に細かくモールドが入っており、立体感があります。ブルーメタリックにゴールドとシルバーのコントラストが映えます。細かい部分まで丁寧に塗装されていますね。
背中のバックパックは交換することでフラップ展開状態を再現することができます。
こちらがドローンです。裏面。
表面。細かく作り込まれています。
ドローンはこのように翼を折り畳むことができます。
ドローンを背中に装着させた状態。背中に装着させる際は、フラップ展開状態にしておきます。
エフェクトパーツを装着させた状態。エフェクトパーツがやや重量がありますので、ポージングの際は工夫が必要です。
頭部は二種類。
こちらが注目のペッパー・ポッツ素顔ヘッドです。輪郭といった造形はよく特徴を捉えたものになっていると思います。デジタルプリントで彩色されていますが、やや眉毛が薄いです。ですから、無表情な感じになってしまっています。しかし、ペッパーの表情としては再現度は高いのではないでしょうか。
可動範囲について。通常のパワードスーツとは可動域が異なります。やや狭いです。腕は水平に上げることはできますが、垂直はギリギリ上がらない感じです。肘は180°近くまで曲げることができます。胴体ですが、可動ポイントが無いのか、それとも個体差で硬いだけなのか、スイング可動させることができませんでした。開脚幅は120°程度です。
膝は100°程度まで曲げることができます。自立の安定性ですが、直立であれば問題ありません。ポーズを決める際はスタンドを頼った方が良さそうです。ダイキャストが使われていないため、これまでのパワードスーツほどの安定感はありません。
以下、いろんなポーズを。
S.H.フィギュアーツのレスキューでした。女性用のパワードスーツということで発売前から注目を集めていたフィギュアですが、デコマス通りの仕上がりでトータルのクオリティは高いです。ドローンは丁寧に作り込まれていますし、何よりペッパーの素顔ヘッドが付属する点が嬉しいですよね。ひとつ思ったのが、ドローンを背中に装着させる分には良いのですが、前に構える際はスタンドが別途必要になるのが気になりました。スタンドをお持ちでない方は、ドローンを前に構える姿勢を取らせることができません。ドローン用のスタンドは付属してほしかったかな、という感想です。ペッパーの素顔ヘッドですが、特徴はよく捉えられており、それなりの再現度の高さはあります。少しリぺしてあげると化けそうです。このレスキュー、通常のパワードスーツより可動域が狭いのですが、それは股関節の構造に要因があります。股関節が引き出し式ではないのです。ですから、床パンポーズは若干厳しめ。劇中で見せた屈むような床パンポーズを取らせることは残念ながらできません。あと、個体差かもしれませんが、胴体が可動しにくいのも惜しい点ですね。ポージングが限られます。色々書きましたが、マーベルレジェンドのレスキューよりはクオリティが高いです。ですから、現在では6インチレスキューの決定版と言えるでしょう。エンドゲームの最終決戦には欠かせないインパクトのあるキャラクターですので、ファンの方には是非とも手に取っていただきたいフィギュアです。
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