【マフェックス ペニーワイズ】
中身はこのようになっています。交換用の頭部と手首、風船と船のような模型、スタンドが付属します。
全身。ペニーワイズらしく頭部が大きくボリュームのあるコスチュームを纏っています。
バストアップ。ペニーワイズの不気味な表情を忠実に再現しています。かなりよく作り込まれていて造形、塗装共にクオリティが高いです。額の亀裂のようなシワも細かく刻まれています。
頭部は三種類。どの頭部もかなり不気味です。
可動範囲について。腕は水平、垂直に上がります。肩関節が少しですが前後に動く機構となっているため、腕を自由に動かすことができるようになっています。肘は150°程度まで曲がります。胴体はスイング可動します。胴体の関節ですが、私が購入した個体は外れやすかったです。パーマネントバーニッシュで補強すると良いかもしれません。スカートは軟質素材ですが開脚幅は90°が限界です。股関節も若干緩かったので、ここもパーマネントバーニッシュでの補強が必要です。
膝は120°程度まで曲がります。自立の安定性は良好です。
以下、いろんなポーズを。
マフェックスのペニーワイズでした。造形はよく出来ており塗装も概ね綺麗に仕上げられています。再現度は極めて高いと思います。風船を持たせる手首は穴の空いたクリアパーツと一体化させたもので、その穴に風船の紐を通す仕組みになっています。これはよく考えられていますね。ですから風船はしっかりと保持することができます。可動域もボリュームのあるコスチュームを纏っている割にはよく動く方だと思います。しかし惜しい点があるのも事実です。胴体の関節が外れやすいのと股関節の緩みはどうにかできなかったのかと思います。胴体の関節が外れやすいのはエイリアンの時もありました。メディコムトイに問い合わせたところ、仕様とのこと。このペニーワイズも個体差ではなく仕様ということなのかもしれません。股関節の緩みはおそらく個体差かと思われます。アクロバティックなポーズを決めなければ問題無いレベルですが、躍動感のあるポーズを決めたい時は気になります。コスチューム的に構造に無理がかかっているのかもしれません。しかし、1/12スケールのペニーワイズはこのマフェックスのみで、ネカのペニーワイズは7インチと大柄ですので、他のマフェックスやフィギュアーツと絡ませたい時はこのペニーワイズが決定版となるでしょう。万人にオススメできるフィギュアではありませんが、ITでペニーワイズのファンになった方ならご満足いただけるフィギュアかと思います。
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