【1/12 東亜重工製第四次生産 合成人間】
中身はこのようになっています。交換用の手首とフェイスパーツというシンプルな内容です。
全身。ホワイトとグリーンを基調としたカラーリングで独特の外見となっています。人体標本のように見えます。プロポーションが人間に近いので、デッサン等にも適したフィギュアかもしれません。
バストアップ。眼球は裏から動かすことができます。全体的にパーツが分割された造形となっており、まさに合成された人間といった印象です。無駄な意匠を省いたシンプルな造形です。
首の背骨の部分に第四次生産を示す『四』の文字が刻まれています。細かいです。
フェイスパーツは二種類。どちらも眼球を裏から動かすことができます。
可動範囲について。衝撃の可動域の広さを誇ります。腕は水平、垂直に上がります。肘は180°近くまで曲げることが可能です。胴体はスイング可動します。開脚幅も180°近くまで広げることができます。
首はかなりの角度で上下させることができます。
胴体はこのように前屈させたり反らしたりすることが可能です。ここまで上半身を動かしても安定して自立します。
肩関節は引き出し式となっているため、このように両腕を前後で合わせることができます。
膝は180°曲がります。自立の安定性は極めて良好です。多少無茶なポーズでも両脚が接地している状態であれば自立させることができます。
膝が180°曲がりますので、このように綺麗な姿勢で正座させることができます。
以下、いろんなポーズを。
セントイズの1/12 東亜重工製第四次生産 合成人間でした。凄いの一言です。1/12スケールという小さいサイズでありながら、まるで人間のような動きをします。造形がシンプル故に可動に際して干渉する部分が無いため、かなり広く可動域が確保されています。可動に重点を置いたフィギュアということは知っていたのですが、これほどまでとは思いませんでした。様々なポージングがしっかりと決まりますのでデッサン用として活用しても良いですし、アクションフィギュアとしてブンドドするのもアリです。第三次生産分までがプレ値となっていることからすると、この第四次生産分も近いうちにプレ値となる可能性があります。2019年9月11日現在で定価以下で購入することができますので、少しでも気になるという方は入手して損はないと思います。価格相応の価値があります。よく動く可動フィギュアで気になるのは関節の緩みですが、この合成人間は関節の緩みは一切ありませんでした。安定して自立するのもプラスポイントです。ベース色がホワイトなので、塗装して自分好みのカラーリングにするのもひとつの楽しみ方だと思います。極めて完成度が高いアクションフィギュア故に類似品が多数出回っているようですが、可動域が正規品に及ばなかったり、関節の緩みがあったり関節が破損したりするエラーが発生するようです。このスケールならフィギュアーツやfigmaが代表的なアクションフィギュアとなりますが、それらを大幅に上回る可動域の広さを誇ります。ただ弄っているだけで十分に楽しむことができるフィギュアです。アクションフィギュアの限界を突破したフィギュアと言えるのではないでしょうか。もう一体欲しくなりました。
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